2016年11月11日 (金)

栃木県佐野市葛生行政センターエントランスにフレスコ壁画完成

栃木県佐野市葛生行政

センターに大野と壁画LABOがフレスコ壁画を作りました。
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11月23日(水)

葛生行政センター落成式で、11時から3時まで、一般公開です。
行政センターは、図書館と一緒の絶えものになり、その玄関にフレスコ壁画が見られます。
図書館の裏側も見学できます。
フレスコについても制作秘話など・・・・。
お時間あれば是非。

佐野市葛生行政センターに制作したフレスコ画のタイトルは、「ふるさと・葛生 未来への道」です。大きなトンネルの向こうに未来の葛生を描きました。道は手前から未来の葛生へと続きます。左側に走る道のイメージは高速道路、遠くまで、スピード感を持って走ります。右側の道は老人や子供、人々が歩き、自転車で走ります。そして真ん中の草の生えている道は、乳母車や、車いすもゆったりと通う静かな道です。三つの道は山のふもとへ集まり、やがて太陽に照らされる赤い山へと続きます。右側の白い山は石灰の山。三つの道のその先に、一人一人の思う、ふるさと・葛生の姿を思い浮かべてください。今回の壁画制作にあたっては、「みんなで創りたい」との思いから、大変多くの方々にご協力をいただきました。先ず、壁画の周囲に小さなレンガを配しました。そこには、もと葛生町の中学校の葛生中学校、及び常盤中学校の生徒さん97名、佐野市立吉澤記念美術館の講習会に参加された18名、また栃木県石灰工業協同組合の講習会その他、フレスコに興味ある多くの方々にご協力いただき、合計146のレンガに「ズグラフィート」の絵ができました。

 絵の中にあるトンネルは、実際に葛生と栃木市の石灰で造りました。ご協力戴いた石灰メーカー全17社、各社より販売している石灰を提供いただいて、そのすべてを混合し、この街のブレンド石灰をつくり、トンネルとして盛り上げて制作しました。トンネルの左側は近い将来を、右側には、古くから歴史ある葛生、そして田園風景が広がります。トンネルの外側には山百合を配しました。3本の道は山の中腹に集約され、さまざまな職業の葛生の人びとが、手を取り合って、望む、広く明るい未来がここから始まり、未来へと繋がることを願います。

制作:大野 彩と壁画LABO(森 勝也・岡田佐智子・栗又由美・小野塚 香)

左官:(有)左菊、紙谷左官店、安達左官店

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2016年5月 5日 (木)

4月17日(日)のミニサロンは「葉桜の会」として、開催しました。 いつもサロンの話題は何も決まっていませんが、この日は、イタリアから修復師の町田さん(ただいまフレスコ通信にも掲載中)が、一時帰国していたので、参加してくれました。イタリアの「カントッチョ」と言う堅めのクッキーの様なお菓子を持ってきてくれました。イタリアではワインにつけて食べるのだそうで、ちょうど持ち寄りのワインや麦焼酎・五代をしみこませていただくと大変に美味ということが分かった!

そのほか
◯石塚先生のボタニカルアートのクラスが6月5日からスタート
◯6月後明先生の泥団子ワークショップのお知らせ
◯栃木県佐野市葛生の蔵修復プロジェクについて
◯フレスコで使用する顔料について
定着が悪い顔料、その原因と対策         カドミウム系の話、
赤土の話、
セルリアンブルーの体質顔料について
◯ボタニカルアートにおいて、中間色を最初に塗る話から始まり、
ある種のフレスコでは暗いところから塗る。
それは暗い洞窟の中でも少ない光で絵が見えるように
◯フレスコというスーパーがあるが、どうしてだろう?
という素朴な興味
いつも通り、4時に解散組と、ゆっくりとお酒と会話を楽しんだ居残り組が出ました。こんなサロンもたまには。
尚、石塚一男氏の施設ギャラりーではミニフレスコ開催中
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2016年2月 7日 (日)

日本漆喰協会作品賞募集

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公募締め切りは3月15日です。

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ネパール大震災を越えて

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2016年2月 3日 (水)

フレスコ普及協会の鈴木朝潮さん個展です

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2015年3月30日 (月)

ももせあずさ展

いつも、フレスコ普及協会の会報「フレスコ通信」のデザインをしてくれている、多摩美術大学美術館のデザイナー、百瀬さんの個展です。

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結城さん個展

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香月展 瞬生画廊

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2015年2月 7日 (土)

勝山写真展 中西氏とトーク

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写真集の編集をしてくれた中西さんと、勝山泰佑とのトーク。40個の椅子に座りきれず、立ち見も。

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2015年1月 6日 (火)

勝山泰佑写真集出版と記念展

写真家勝山泰佑がこの50年間撮りためた写真集完成 2015年1月26日発売

同日から2週間神楽坂のセッションハウスガーデンに於いて、出版記念写真展開催
小室等とギャラリートーク
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Photo 50年 1963–2014 勝山泰佑 Hirosuke Katsuyama
できごと・ひとびと 出版記念写真展
2015年1月26日(月)~2月7日(土)12:00~19:00
神楽坂セッションハウスギャラリー2F
〒162-0805東京都新宿区矢来町158
☎ 03 -3266-0461 FAX 03-3266-0772
オープニングパーティー 1月26日(月)17:00より
1月30日(金)18:00~ギャラリートーク 小室等*勝山泰佑
2月6日(金) 18:00~ギャラリートーク 中西昭雄*勝山泰佑 
「Photo 50年 1963–2014 勝山泰佑 できごと・ひとびと」
発行 寒灯舎 発売 れんが書房新社 定価8000円(税抜)
問い合わせ:サンガ・ヒロ(勝山泰佑オフィス)
ph-katz@nifty.com
郵便振替 00100-0-634164
fax03―3773―2855

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2014年10月 5日 (日)

大田区在住作家美術展

27回 大田区在住作家美術展
日時:113日(日)〜11月(月)10:0019:00 最終日は1500まで
場所:大田区民ホール・アプリコ 展示室・小ホール

144-0052 東京都大田区蒲田5-37-3

TEL03-5744-1600 FAX03-5744-1599

毎秋恒例の美術展。大田区在住作家がジャンルや流派を超えて一堂に会し、洋画、日本画、立体の3ジャンルで50余りの作品が展示室に並ぶ。出展作家の小作品を販売する「第22回チャリティオークション」、出品作家が来場者が持参した作品を講評する「あなたの作品の講評コーナー」、出品作家の色紙作品をプレゼントする「色紙プレゼント」なども予定。入場無料のイベント。

http://www.ota-bunka.or.jp/facilities/aprico/

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2014年7月11日 (金)

井口雄介の展覧会

http://www.rise-gallery.com/June2014.html

面白い展覧会だった。
武蔵美卒業の作家。これまでのインスタレーションの作品ファイルあり。
今回の展示は[カレイドスコープ]万華鏡
人が台の上に載って、それを回す、その先の景色が鏡に写って万華鏡となる。
発想と、仕掛けに、楽しい笑いがでた。
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2014年6月26日 (木)

彦十蒔絵

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若宮隆志氏の個展に行ってきた。銀座和光での個展最終日6月23日。
彦十蒔絵の第一人者。輪島塗の中心人物。
この方法は、木を切って形を作るところから、漆を掻いて樹脂を集める。
下地を塗る、漆を繰り返し塗りながら、最終絵付け、そして、磨きまで、それそれに専門家がいるのだそう。丸いものを専門とする人、平らなものを作る職人と、それぞれが専門職となっているので、その職人たちを駆使して、一つの作品を作り上げる、いわば総合企画、プロヂューサーだ。
今年、文化庁から文化交流使として指名を受けて、日本文化を伝えるために、イギリス、フランス、中国などを歴訪する。そしてまた、この技法を維持するには、販路の確保が欠かせないという。
この点は、フレスコ画法は現場が無ければ、技法の維持も、出来る人の育成もままならないのと同じだと思う。

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2014年6月18日 (水)

箜篌(くご)のコンサート

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箜篌(くご)とは、シルクロードに伝わるハープのような古楽器です。
演奏者の菅原朋子さんは、正倉院に伝わるこの楽器の復元をして、演奏をしています。
この楽器の原型はメソポタミアにBC3000年ごろから有ったことが知られていて、その後、シルクロードが確立するAD500~1000年頃ウうごく、韓国、日本など)に角型ハープ(箜篌)として伝わったそうです。
 私がこの楽器の音色を初めて聞いたのは昨年の事でしたが、苦労の末に復元された箜篌の美しいこと、そして、その弦の音色はどこか懐かしく、 心の深い所に響くようでした。今回は尺八との共演です。
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2014年6月16日 (月)

喜井豊治さん、モザイクの個展です。

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今日からです。

 

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