« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »

2009年8月

2009年8月16日 (日)

IRINAが残した作品

Rimg0668

イリナが描いたキリスト像と戦闘聖人は、多摩美の美術展が終わるまで、

この会場に展示されます。

Rimg0665

2作目は悪と戦う「戦闘聖人」で、普通聖人は細く描くのが常套なのだそうですが、

戦う聖人は強さを現すようにがっしりと描くのがよいそうです。

来年7月には、富山県南栃市の複合施設ヘリオスで、この展覧会の巡回展が

決まっています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月12日 (水)

さようならIRINA

水曜日イリナがルーマニアに帰る日です。

15年前に私がイタリアで、壁画を描いたときに一緒にその町の壁画を描いたルーマニアのニコラエ先生にフレスコについて、沢山教えて頂きました。ルーマニアを3回訪れ、アカデミアでは4つのフレスコ技法を伝授して頂いたのです。それがきっかっけで、今回の多摩美での壁画8技法の展覧会が計画、開催されることになりました。ニコラエ先生にはいつか御礼が出来ないものかと思っていましたが、今回、展覧会開催の当たって、野村財団からご協力頂いて、ルーマニアのフレスコ技法の公開制作が出来ることになったのです。残念なことにニコラエ先生ご自身は体調不良のために日本に来られませんでしたが、先生の教え子としても、その技法に精通している、お嬢さんのイリナさんが、急遽、来日してくれました。公開制作の間中、休み無くフレスコの制作と、説明をして下さってすばらしい制作でした。毎日制作を見学してくれた方もありました。

今回ルーマニア語を通訳して下さったのは3人のかたで、ブラショフ市民の会のルチアナさん、海外青年協力隊でルーマニアで活躍されたニイみどりさんそしてルーマニアの歴史的建造物保存協会の会長、館崎麻衣子さんには長時間に亘ってアテンドもして頂きました。

ルーマニア語は日本にはなじみのない言葉ですが、この3人の方々のおかげで、イリナの10日間を過ごすことが出来ました。本当にありがとうございました。イリナを通じて、ルーマニアとのさらなる友好交流が深まりますよう祈ります。

館崎さんは今年9月を始めに、今後、ルーマニアのすばらしい歴史的建造物をいかに保存し、また修復もしていく等を考えつつ、建造物見学を含めての学術的意味をも持ったツアーを検討中ということです。

イリナにとっては日本で制作したことが今後の制作の役に立ちますように。イリナが描いてくれた二つの作品はこの展覧会期間中会場に展示しています。来年夏に予定されている富山県の「ヘリオス」で行われる巡回展、仮名称「時を航るフレスコⅢ」展にも出品したいと思っています。

関係者の皆様大変ありがとうございました。

Img_0253

| | コメント (2) | トラックバック (0)

IRINA@鎌倉

最後の火曜日鎌倉見学の予定でしたが、

前日からの大雨で一時はどうなることかと思いましたが、

知り合いの伝統的な日本家屋を見学して昼食にそばを食べて後、銭洗い弁天へ歩く頃から、

天気が良くなって、暑くなりました。

鎌倉はかなりの混雑を予想していましたが、朝の雨のせいか、車の移動にも支障なく、

鎌倉の大仏や鶴岡八幡宮にもお参りして、浅草で見た、人力車にも乗れました。

最後の晩餐は横濱の中華街海員閣で食事、ちょっと中華としてはマニアックでしたが、

美味しく頂きました。

最終日の夕方、巧左官の鈴木さん、シーサー作家のリコさん、左官の大森さん達が作った、横浜大桟橋の像の鼻公園の「龍」を見ました。本当は昨日、鈴木さんの制作中に訪れる予定でしたが、大雨と、事故渋滞のために多摩美術大学付近のホテルから、神田いせ源さんに到着するのが遅れて、4時までの制作を見ることが出来なかったのです。

本物の鹿の角を頂いて、貝の鱗を体中にまとい、赤瓦の背びれをくねらせる2㍍の龍は辺りが暗くなってからも、口にくわえたブルーのライトが光って、リコさんのシーサーに勝とも劣らない、すばらしい力作でした。

Img_0238

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月10日 (月)

IRINA@神田

Img_0199

今日は台風のような雨の中、美術館そばのホテルを引き上げ、

東京神田のいせ源さんで、お昼を食べる予定でした。

しかし、大雨と高速の事故と、甲州街道の事故に行く手を阻まれ、

食事が出来たのはなんと昼の3時でした。

公開制作中に友達になったDさんと一緒にご飯をいただいてから、

ロシア正教の聖堂、ニコライ堂に立ち寄りました。

ルーマニア聖教とは、少々違いがあるようでしたが、

信者であるイリナは結界の中に入ることが許されましたが、我々は

遠くから眺めておりました。

最後に神田の歴史的建造物にもなっている画材店、文房堂で買い物をして、

今日は大森のホテルに入りました。

Img_0211

| | コメント (0) | トラックバック (0)

フレスコ公開制作修了

Img_0179_2

● イリナはキリスト像を描き上げ、その右側に、オーナメントを描きました。

形はすべて記憶していて、さらりさらりと美しい線が引かれてきました。

●今日は、昨日塗った壁に、戦闘聖人を描きましたが、朝の9時から初めて昼食抜きで、3時に仕上がりました。

毎日見学してくれた方もあり、イリナの友達が増えました。

すばらしい公開制作が今日で修了しました。お世話になった方々皆様ありがとうございました。

Img_0182

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月 9日 (日)

フレスコ公開制作

今日は昨日までのパネルの左側余白にオーナメントを制作。

すさ入りのマルタを作って、

新しいパネル(90㎝×90㎝)に塗りつけ、黄土で、「戦闘聖人」をデッサン。

明日(9日)は、戦闘聖人を描きあげます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月 8日 (土)

IRINA公開制作

Img_0165_2

今日一日で、ほぼ完成まで制作しました。

最初に画面全体を鏝で良く押さえて、バックから描き始め、顔の一番暗い色と

中間の色、明るい色と書き進め、髪の毛、青い衣も、一番暗い色で全体を塗りだんだんと、中間の色、明るい色というように、次々に明るい色を置いて、描いていきます。

衣の柄や、本の文様も丁寧に描きました。

光輪の盛り上げは、漆喰を2度に分けて塗り、昨日作った木の彫り込みのある、スタンプを小さな金槌で、叩いて文様を作り出して、黄土を1度塗りました。

明日、手の仕上げと、光輪をもう一度塗って仕上げます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月 6日 (木)

公開制作二日目

IRINAの公開制作2日目は、

壁を塗り、カルトーネを上に置いて、タンポでたたいて、顔料の点を画面に落として、デッサンを決めていきます。

色はオーカーを使いました。

壁がレンガではない、仮設の壁なので、水引がいつもの現場と異なって、思うように進みませんでした。

デッサンを描いてから、上部の端2カ所の色を着けて、今日はビニールをかけて、壁を休めることにしました。

Fr015_rj Fr019_rj

| | コメント (0) | トラックバック (0)

IRINA公開制作・ルーマニアビザンチンの方法

公開制作第1日目は

絵の具作りと、デッサンをしました。

この方法では最初に使用する色をすべて作ってしまいます。これはとても大事な部分で、

今回描く予定の2枚の絵に使用する色数を見極めて作ります。

肌の色や衣の色を、濃い色、中間の色、薄い色というように、段階を作って、3種類づつ作ります。

背景の色も作ります。

赤い衣の色だけはハイライトの色は使わないのだそうで、マリアの衣の色など、高貴な色として、他の色とは違った扱いをします。

Fr002_rj

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月 5日 (水)

IRINA 来日

多摩美術大学美術館に

私のルーマニアの先生NICOLAE SAVA 氏のお嬢さん IRINAがやってきてくれました。

昨日は美術館がお休みなので、浅草に行って、天ぷらを食べ、おみやげなど物色。

午後はジブリ美術館の、私たちが作ったフレスコ画を見学。ジブリ美術館はとても気に入ってくれたようです。

今日5日から美術館で、公開制作です。

今日は2枚の作品のための絵の具作りと、カルトーネ(大下図)を作りました。

Img_0063_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »