フレスコの話をします。
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10日に渡った大田区役所でのフレスコの展覧会が終わった。
大田文化の森で行った、「楽しいフレスコ画に挑戦」の講座は2年間続いた。最後に4人づつのグループ5つで、ズグラフィートの共同制作を仕上げた。これを中心に置いて、各自の個人作品も並べた。
大田文化の森での講習会は、月2日づつで、1クール6回講座に始まって、その後1クール4回講座を繰り返しながら、ブオン・フレスコと、ズグラフィートを学んだ。最後の共同制作には20人の参加者が共同で、作業と制作にあたり、力作が出来上がった。
文化の森の運営協議会の方々の協力があって、ここまでやってきた。メンバーの有志が集まって今回「ア・フレスコ」というチームができた。
フレスコをさらに勉強したいという方々、将来、大田区にフレスコ壁画を作りたいという夢がある。
まず最初の課題は展覧した、5枚のパネル高さ90センチ幅60センチほどのものを展示するスペースを探すことである。地震の心配も多い中、かなりの重量があるので、設置には配慮が必要と考えいる。
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先日、太田文化の森の講習会で、フレスコを学んだ方々が、今後もフレスコで作品を作っていきたい。大田区に役立つような壁画を描きたいということで、集まりました。
この会を「ア・フレスコ」と名付けました。そのときに、東北を支援したいという大野の思いを伝えました。その場で、義援金が1万円集まり、日本赤十字を通じて、寄付ができました。
その後、新学期が始まる小学生、中学生に、レッスンバック(布袋)を130も縫ってくださったKさん、ノートや文房具などを持ってきてきてくださったYさんがありました。
今日は大きな荷物を二つ、一関で、PTAの副会長をしている知り合いに送りました。
被災した学校の再開はすぐではないかもしれませんが、陸前高田の学校の生徒さんたちに届けられる予定です。
人の温かな気持ちが伝わっていくといいと思います。ありがとうございました。
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小松原舞踊団からメールが来ました。
小松原庸子がBS11のトーク番組
『女傑の導き』に出演します
4月20日本日23:30~
先月、収録しました小松原に接して頂ければと思います
間際のご連絡ですが、遅い時間帯ですが
是非、ご覧になって下さいませ
小松原舞踊団とのおつきあいは、もう30年を超えます。
始まりは私が美大の学生の頃。今もやっている「真夏の夜のフラメンコ」という舞台が日比谷の野外音楽堂で、毎年7月の末にありました。
夏の暑い時期にこの舞台の緞帳や舞台装置を描きました。芸大の大学院の時には、みんなで真っ赤な緞帳を大きな布に描いたのがよい思い出です。今でも野音の舞台に登場します。
小松原庸子さんはタフな人で、若い頃から今も変わらない馬力ある踊りをされます。
今日の番組は「女傑」という言葉がついていますが、その辺を楽しみにしようと思います。
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昨年の12月19日、「フレスコ友の会」を立ち上げました。
趣旨は、フレスコをもっと知ってもらって、理解してもらい、フレスコがもっと普及できればというものです。
フレスコを描く人ばかりでなく、主婦の方も、フレスコ以外の材料で、絵を描く人方や、研究者、学生さん、フリーターなどなど、楽しい集まりになれると良いと思います。
この数年ラボでは忘年会をしたり、花見の会をしたりしていますが、そのたびに、それぞれの夢や楽しい話が聞かれて、それだけで、元気になりそう。酔いつぶれることもありますが、それほど解放出来る場であったなら、嬉しいと思います。
フレスコ友の会は、堅苦しいことは何もありません。古代からの不思議技法「フレスコ」をキーワードに、人の輪が繋がって、広がっていけば嬉しいともいます。
フレスコの情報発信、フレスコ以外のアートの情報、芸術とは?ものを造るとは?等々、話せる場になりたいと思います。
会では、フレスコも含めての見学ツアーや、講演会、ワークショップなどを計画する予定です。会員の方からの情報も交換できればいいと思います。
もし、興味がわきましたら、フレスコ友の会事務局または「ボログ」コメントへ御連絡下さい。
事務局 Eメールアドレス l frescotomonoki@gmail.com
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今日は銀座にある日本美術家連盟に行ってきました。
「タブローとしてのフレスコ画」の講習に関しての打ち合わせでした。
この企画は、版画家の小作先生が考案された「軽いフレスコ」を作る方法を講習するものです。最初は、東京銀座の美術家会館の於いて、美術家連盟の方々20名を対称として行いました。
盛況のうちに終わりましたが、昨年、北海道地区の美術家連盟の方々が、フレスコを学びたいと言うことで、札幌で、講習をしました。
フレスコは、画家の方々も、名前をご存知だったり、教会で見たことがあっても、どのようにして作られるのか、一度やってみたいというご希望が強いようでした。
実際にやってみると、なかなか面白い、楽しいという声が聞かれます。
そして、今回は近畿地区の美術家連盟の方々からの要請があり、4月に大阪で講習を開けないだろうかと言うことで、小作先生、アシスタントの鈴木さん,そして、大野で、事務局と話をして、準備にはいることにしました。
その時に、「フレスコ友の会」を立ち上げたこと、フレスコの輪を広げたいということもお話ししました。
美術家連盟の講習会は大阪に留まらず、もっと広がって言うのではないかと言うのが、事務局の読みでした。さて、どうなるでしょうか。
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大田文化の森の「楽しいフレスコ画に挑戦」共同制作展は今日終了しました。
昼から片づけにはいりました。共同制作で培った積極性とチームワークはここでも発揮されたようです。
ラボでは、今月27日にラボの側にある、山王小学校で5年生約90人を対称にフレスコ画の授業をします。今日はその準備で、ズグラフィートを研究。
砂と石灰、顔料、加える水を計量しました。ここでも、以前ポルトス弟子ごとをしたときに問題になったように、体積比で、計るか、重量比で計るかが問題でしたが、体積比を重量比に直して、ほぼ、分量が出せました。
レンガの大きさ、種類、水漬けの時間等も計って、授業に備えます。
ラボのJ君と三桜小学校のK先生と共に制作もしました。
また、文化の森のコース参加のSさんもラボに来て、フレスコキットを考案。
石灰を500グラムに分けて、1厘と2厘の白竜という砂もビニールの袋に分けました。
フレスコを描く人に役に立てばいいのですが。
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今日は、友の会の事務局の方々と今年の行事計画などを話しました。
見学会、花見の会、フレスコについての後援会等々。
ホームページの制作。
友の会がどうのように活動できるか、活発な意見が聞けました。
請うご期待です。
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この講座「楽しいフレスコ画に挑戦」は、一昨年の秋から始まりました。全部で4クール(1クールが4日間~6日間)に亘る講座は、合計18日間、約2年に渡りました。午後の時間をいっぱいに使って制作するフレスコ画はほとんどの方が初めての経験でした。
フレスコは石灰と砂を混ぜて壁を作り、それが乾かないうちに絵を仕上げます。顔料で絵を描く「ブオン・フレスコ」と、色つきの材料の上に白い石灰を塗って、乾かないうちに尖ったもので引っかいて描く「ズグラフィート」の2つ技法を中心に制作しました。
絵を描くのは初めてとおっしゃる方もありましたが、参加された方は、一生懸命に石灰や顔料に向き合って、すばらしい作品が次々と出来上がっていきました。
そして最終回の4クール目には「大共同制作」に挑戦しました。
大田文化の森にちなんで、「森」を共通テーマとして、4人のチームが5つです。下絵からすべてを、受講された方々が共同して制作しました。チームメイトが力を合わせると、ひとりでは出来ないパワーあふれる、素敵な作品が生まれ出てきました。共同で額縁も作りました。制作された方々に感想も書いて頂きましたので、個人の作品とともに、どうぞごゆっくりご覧下さい。
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